ご注意!
ネタバレになってしまいますので、コミックスを未読の方はご遠慮頂いた方が無難です
1巻 『今までのおれじゃない』 | |||
話数 | 通し 話数 |
タイトル | 解説 |
1 | 1 | 今までのおれじゃない | 佐倉神城高校に入学した長門烈はある日、上級生に暴行されそうなところを剣道部の2年生・阿南俊に助けられる。彼の強さに惹かれた烈は剣道部に入部。 |
2 | 2 | ちくしょう | 竹刀を買いに行った際、烈は中学時代の同級生と再会。初恋の相手に侮辱される。 |
3 | 3 | おまえはおれじゃない | 阿南のようになりたいという思いが大きくなる中、剣道部の強化メニュー「中央棟登り」開始。 |
4 | 4 | 一番上で待ってるぞ | 何度やっても失敗の烈は、去年阿南がこれを一回で登り切ったことを知り、そして… |
5 | 5 | おまえの武器を | 防具を身につけ、いきなり地稽古開始。部員不足の為否応なしにレギュラーとして抜擢。 |
6 | 6 | とどけぇっ!! | 地稽古最初の相手は八木。背が高くて届かず苦戦する。 |
7 | 7 | あの人の剣は | 次の対戦相手・後藤には力で圧倒される。そして甘く見ていた曽我にも…? |
8 | 8 | 武器ってのは | 己の限界を見てあきらめかける烈だが、がむしゃらに跳んだ右足が才能を発揮させる。 |
9 | 9 | 一回見ただけで | 女性監督・三田監督登場。烈の打ち込みを一度見ただけで長所短所を見抜く。 |
10 | 10 | 打ち込んでこい | 三田は阿南に、烈に面打ちを徹底させるように指導する。そして烈を挑発するが… |
2巻 『生まれて初めて』 | |||
話数 | 通し 話数 |
タイトル | 解説 |
1 | 11 | ありがとうございました | 阿南の挑発が実は烈の上半身の弱さを教えるためだった。烈は感謝の気持ちを告げる。 |
2 | 12 | 負けんなよ | 地区対抗親善試合の日。阿南の前で中学時代の同級・成松と柴田から派手に侮辱される。 |
3 | 13 | 落ち着け | 先鋒として烈の前に立つのはあの成松だった。攻撃され動揺し、視野が狭くなってしまう。 |
4 | 14 | 生まれて初めて | 面を決められ完璧に我を忘れた所へタイムが。後藤と阿南に喝を入れられ、落着きを取り戻す。 |
5 | 15 | 最高っス | 面を2本決めた烈の勝利。初めての勝利の感触をかみしめる。まずは佐倉神城が一勝。 |
6 | 16 | 天才剣士 | 阿南が執着する相手・古橋正光と接触。天方院と佐神に因縁があることも知る。 |
7 | 17 | 天方院の強さ | 天方院対佐神戦、烈の相手は同じ1年の尾形。素早い攻撃に圧倒される。 |
8 | 18 | あの小僧が | 「初太刀を外せ」という助言を受け、尾形を徐々に翻弄していく。 |
9 | 19 | 今度こそ | 先にメンを先取した天方院は時間切れを狙い逃げに入る。そして、烈・執念のメンが決まる。 |
10 | 20 | 笑ってる | 引き分けのため勝負は延長戦へ。天方院と真正面から勝負出来る。余裕の笑みを見せる烈。 |
11 | 21 | もっとこいつを | 烈の笑みに動揺する尾形にメンが決まる。勝利の味に酔う烈はそのまま放心… |
12 | 22 | 読んでる | 次鋒戦・曽我対今井。今井のドウ-ツキが決まって今井の勝利。 |
3巻 『命のやりとり』 | |||
話数 | 通し 話数 |
タイトル | 解説 |
1 | 23 | 右足っ!? | そして古橋が登場。右足で跳んでもいい「左諸手上段」を目にして烈は驚愕する。 |
2 | 24 | あの構えを | ケガのために転向した上段が後藤を苦しめる。その上段を食い入るように見る烈。 |
3 | 25 | どこ行くんだ | メン2本を決めて古橋勝利。烈は早速上段を実践したくて試合場を抜け出してしまう。 |
4 | 26 | よくわかんないな | 木を相手に左諸手上段の練習をし、右足の跳力が想像以上の力を発揮するが本人に自覚無し。 |
5 | 27 | 甘いよ…おまえ | 親善試合は佐神は準優勝で終わった。そして先輩に「上段を使いたい」と申し出る。 |
6 | 28 | 竹刀を振れ | 烈の上段を阿南が受ける。そして初太刀を外さないように人の3倍は竹刀を振れ、と助言される。 |
7 | 29 | なめんなよ | 稽古に励む中、烈はクラスの女子に声をかけられる。古橋素子。古橋正光の妹だった。 |
8 | 30 | 負けてるんじゃないか | 剣道から離れてしまっている素子の才能を「もったいない」と感じる烈。古橋正光の努力に阿南も奮起する。 |
9 | 31 | あんたもそうね | 左諸手上段に魅了された烈は素子に古橋の剣を見せて貰いたいと頼む。が、彼女は浮かない表情で… |
10 | 32 | 真剣じゃないスか | 結局烈は一人で古橋と接触。そして「一太刀でも浴びせることが出来たら上段を教えてもいい」と言われ… |
11 | 33 | 命のやりとり | 差し出されたのは竹刀でも木刀でもなく真剣。本物の上段を目の前に、烈は逃げることなく受けて立った。 |
12 | 34 | あの人に勝ちたい | 翌日「斬る」剣道を知った烈は「一撃」ばかりを追うようになる。いつか古橋正光に追いつこうと。 |
4巻 『一歩ずつ』 | |||
話数 | 通し 話数 |
タイトル | 解説 |
1 | 35 | 一撃で倒す | 三田監督に一度はたしなめられた烈だが、次第に「斬らせずに斬る」剣道にのめり込んでいく。 |
2 | 36 | あなたに勝つまでは | 視野が狭くなった烈を監督はどうにかしようと部員に相談。素子も烈の古橋への執着ぶりを見て意見する。 |
3 | 37 | 今の長門は | そこで素子が何故剣道から離れているのかを知る。間違った方へ行ってしまった自分に似てると言われる。 |
4 | 38 | 並の剣士どまり | 1対5の地稽古開始。勝つことだけに執着する烈は「自分は間違ってない」と思いこむしかなかった。 |
5 | 39 | 一生埋まんねぇぞ | 次の相手・阿南の実力を前に為す術もない。古橋に及ばない上段を「ただの猿真似」とたしなめられる。 |
6 | 40 | やります | 阿南による本気の突きに倒れる烈は、半ば戦意喪失しつつも三田監督に勝負を挑む。 |
7 | 41 | 立ちますよ | 上段に対する・剣に対する甘さを指摘しながら監督の荒稽古は続く。追いつめられた烈の構えに変化が。 |
8 | 42 | 立ち上がってきたでしょ | 変則的な構えで粘るが監督には敵わなかった。「殺す剣術」と「活かす剣道」の違いを、身をもって知る。 |
9 | 43 | 一歩ずつ | 監督や先輩の厳しさと優しさに触れた烈は自分以外の剣士にも興味を向ける。素子のことを阿南に相談。 |
10 | 44 | 地区予選突破だ | 烈と阿南の説得で素子が入部。予選突破へ向けて始動。そんな中、街で阿南達はある2人組と出会う。 |
11 | 45 | あいつより | いづみという、阿南の元彼女だった。そしてとなりには烈と同じ中学だった国分がいた。 |
12 | 46 | その人の剣を見て | いづみが阿南を追いかけて佐神にやってきた。盗み聞きしていた部員は阿南の、真の意中の女性を知る。 |
5巻 『おれにできること』 | |||
話数 | 通し 話数 |
タイトル | 解説 |
1 | 47 | 144校のうちの1校 | その阿南が思いを寄せる三田監督が予選のトーナメント表も持ってやって来た。 |
2 | 48 | あがってこいよ | 1回戦はいづみと国分がいる浦浜北だ。阿南と勝負を付けようと国分はオーダーの訂正を申し出る。 |
3 | 49 | おれにできること | 結局国分の相手が烈になった。初心者と見て甘くかかった国分に烈の突き打ち落とし面が決まる。 |
4 | 50 | 元気出そうよ | 国分はここで負けられないという思いを再確認する。辞めていった親友と、そして愛する女性・いづみの為に。 |
5 | 51 | こいつは強い | 部として最悪な環境にいた国分は、あの鈍い同級生・烈がまとまった部の中で正しく育ったことに、その強さから納得した。 |
6 | 52 | たいした奴だ | 面返し胴を驚異の瞬発力と脚力でかわし、面で烈の勝利。阿南、古橋は彼の才能に改めて驚愕する。 |
7 | 53 | あれでいいんだよ | 次鋒の曽我が虫の動きで相手を挑発、勝利。そして中堅・阿南が登場。 |
8 | 54 | 見せてもらうぜ | 自分の所へ戻ってくる事=阿南の負けを望みいづみ、そして彼女をネタに対戦相手・西がいやらしい言葉で阿南を挑発する。 |
9 | 55 | へでもねぇよ | 西の汚いやり方にも動揺することなく、阿南は技で倍にやり返す。気合いと実力で阿南の圧倒的勝利。 |
10 | 56 | 斬ったんだ | 浦浜北を破り、2回戦3回戦と順調に駒を進めるが、天方院の本物の強さに気持を引き締める。 |
11 | 57 | データ主義 | 次の対戦校は舞相高という全員スキンヘッドのデータ主義チーム。烈の相手は気の弱そうな巨漢だった。 |
12 | 58 | 退くな | 巨漢・菊池のパワーに苦戦する。そしてすさまじい破壊力でコテをまともにくらってしまった。 |
6巻 『あきらめちゃいない』 | |||
話数 | 通し 話数 |
タイトル | 解説 |
1 | 59 | 二本目 | 腕の激痛に耐えながらも試合を続行する。そしてあの尋常でないパワーに命の危機さえも感じた。 |
2 | 60 | 負けるもんかよ | 後ろに下がりだし、反則もとられた。昔の自分が顔を出す。「もうやめよう。もうだめだ。もういいよ…」そんな思いとは裏腹に、腹の底では熱い思いがグラグラと沸き上がっていた。 |
3 | 61 | 負けませんよ | 烈の執念により菊池の巨体が宙を舞った。あと1本。憧れの人・阿南の視線に無言で応える。 |
4 | 62 | あきらめちゃいない | 目の前の奇妙な構えに菊池は「データになかった」と動揺。反対に烈は菊池の弱点を見出した。 |
5 | 63 | おれのペースで | 菊池が短い射程距離でしか打てないことに気付いた。時間切れも含め、烈はとうとう行動に出る。 |
6 | 64 | わかってるわよね | 驚異の脚力の烈と逃げに入っていた菊池が一騎打ち。勝ったものの、烈の手首は腫れ上がっていた。 |
7 | 65 | 男の子って | 素子は烈の手当をしながら彼が大きく変わり始めてることに気付く。試合は次鋒・曽我が立つ。 |
8 | 66 | あつくなってんぜ | 烈の善戦に影響されてか、曽我の剣にも気合いが満ちている。そして阿南の連勝で準々決勝へ。 |
9 | 67 | わからん | 準々決勝が確定しているが最後の粘りをぶつける舞相高校。データ戦法の結晶が副将・後藤を待つ。 |
10 | 68 | この日のために | 舞相側の「コピー戦法」が後藤を翻弄する。稽古と情報収集の努力の成果がここで面を決めた。 |
11 | 69 | 真央ちゃん | 面をうたれて冷静さを失った後藤に、阿南は彼の暴走を止めるべく苦肉の策に出た。それは…? |
7巻 『負けたのか?』 | |||
話数 | 通し 話数 |
タイトル | 解説 |
1 | 70 | おもしれぇよ | 正気に戻った後藤は苦し紛れからか「脇構え」で挑む。コピーを得意とする倉科が本気を出した。 |
2 | 71 | 初めてだぜ | 全身全霊での打ち合いは続く。形式的な剣道から脱した倉科に、後藤は心から礼をする。 |
3 | 72 | 最後の稽古 | 大将戦の八木対土田。土田はデータと過去に八木と当たった経験から、彼の弱点を察していた。 |
4 | 73 | 一本の綱の上で | 精神と技術がせめぎ合う高度な試合はまさに綱渡りのような緊張感だった。己のやり方を信じる土田。 |
5 | 74 | 間違ってたのか | 土田の中に生じた疑問を打ち消したのは、今まで機械のように論理的な剣道をしていたチームメイトの、熱い声援だった。「僕は、間違ってはいなかった。」 |
6 | 75 | 終わりじゃない | 勝敗が決まっていても全力で勝負する姿に心を打たれる佐神。明日から新しい剣道をする舞相高は敗北の涙を流す。 |
7 | 76 | 曽我さんて | 舞相高を下した佐神は4強として決勝リーグへ。そして強化合宿が始まった。 |
8 | 77 | おれのおとんが | 曽我の過去が明かされる。曽我の父は、幼なじみ・八木の父との稽古中に命を落としていた。 |
9 | 78 | 負けたのか? | 父の死は、すなわち父の負けと捉えた幼い曽我は、道場にも顔を出さなくなる。 |
10 | 79 | やりにくいな… | 突き技によって父を失った曽我に三田監督は突きを覚えるよう指導する。一方烈は曽我が気になり注意力が散漫になっていた。 |
11 | 80 | 稽古に集中しろ | 曽我のことが気になって集中力を欠いた烈は、慌ててささくれ立った竹刀に気付かずそれで阿南と突きの稽古を始めてしまう。そして、事故は起こるべくして起こった…。 |
8巻 『その差なんだ』 | |||
話数 | 通し 話数 |
タイトル | 解説 |
1 | 81 | おれがそうだったから | 自分の不注意から阿南を負傷させてしまった事を悔やむ烈に、曽我が突きの練習をしようと誘う。 |
2 | 82 | 剣道しか… | 回想。横道にそれた中学時代の曽我は、八木と後藤にほだされ剣の道に戻ってくる。 |
3 | 83 | 剣道が好きなんだ | 互いに突きの恐怖を克服しようと励む烈と曽我。そんな中で烈は剣道に対する熱い思いを改めて自覚する。 |
4 | 84 | いよいよ決勝リーグ | 一度は棄権を考えた佐神だが、決勝リーグ出場を決意。だが、阿南の調子は万全ではなかった。 |
5 | 85 | 許さない… | 1回戦の城王高校の河津に剣道を侮辱された烈と後藤が激怒。河津はボクシング風に烈を苦しめる。 |
6 | 86 | 負けるのか…!? | ボクシングのテクニックと卑怯なやり口で河津が挑発。そして防具が外れた烈の頭部に一撃が振り下ろされる。 |
7 | 87 | 剣道をやりなさい | 頭を強打し、流血する烈だが、棄権することなく試合を再開する。「おれは、おれの剣道をやる。」 |
8 | 88 | その差なんだ | 河津の繰り出す暴力的な剣に引くことなく烈は立ち向かい、見事面を決める。 |
9 | 89 | 同じ高校生なのに | 中堅・阿南はケガを気にしながら勝負へ。そして長引かせないように焦る阿南に城王の主将が勘づいた。 |
10 | 90 | 負けるなっ | ケガのせいで集中できない阿南が不利になっていく。見かねたライバル・古橋が喝を入れるが… |
11 | 91 | みっともねぇな | 苦戦の末敗れる阿南は素子にもつらくあたる。1人荒んでいるところに古橋が現れた。 |
9巻 『奇跡でも起きない限り』 | |||
話数 | 通し 話数 |
タイトル | 解説 |
1 | 92 | 目標なんだ | 烈に嫉妬する自分に戸惑う阿南。そして烈に負けじと、真正面から勝負する事を決意した。 |
2 | 93 | どいつもこいつも | 副将・後藤対河津(兄)。満身創痍で自分を応援する烈と阿南を目の当たりにした、後藤の闘志に火がついた。 |
3 | 94 | ばかやろーか | ポイントリードの河津が逃げに入った。そのやり方を潔しとしない後藤は怒りを露わにする。 |
4 | 95 | 嫌いなのよね | 城王を下した佐神の次の相手は牧上商業。「負けたことがない」チームの独自の戦法を知る。 |
5 | 96 | バケモンだ | 相手の術中にはまりそうになった烈だが、監督の助言により自分を取り戻す。佐神の勝利。 |
6 | 97 | ごほうびだと思ってる | 三田監督と天方院の監督・汐月の関係と2人のやりとりを目撃した烈は、汐月に反発。打倒宣言。 |
7 | 98 | 礼を言うよ | 主将の八木は同志であり親友である曽我と後藤に礼を言う。今年最後の夏に向けて絆が強くなる。 |
8 | 99 | 奇跡でも起きない限り | いよいよ佐神対天方院戦が幕を開ける。以前烈に敗れた尾形が雪辱戦に燃える。 |
9 | 100 | 叩きのめしてやるぜ | 初めは尾形に押され気味だったが、打つ前・わずかな瞬間のクセを見抜く。そして面を先取…! |
10 | 101 | なぜ笑う… | 動揺する尾形だが古橋の喝で落ち着く。小手で反撃するが目前の相手・長門は笑っていた。追いつめられているのに、何故…? |
11 | 102 | うらやましいぜ | 「強いね尾形…すごい。もっとやろう。」烈の言葉にはっとする尾形。勝つだけの剣道にとらわれていた尾形は吹っ切れた。楽しくやろう。大好きな剣道を。 |
10巻 『おまえのおかげだ』 | |||
話数 | 通し話数 | タイトル | 解説 |
1 | 103 | 負ける気がしねぇ | 善戦の末、烈のメンが決まり、佐神が一勝。尾形は汐月に罵倒されながらも、「悔いはない」と主張する。 |
2 | 104 | ふっきれるもんじゃない | 次鋒戦・曽我対今井だが、突きを克服したにも関わらず八木・三田の表情は浮かない。今井は突きの名手だった。 |
3 | 105 | 黙って見ててやろう | やはり突きを恐れている曽我に、同じく克服しようと共に努力した烈も焦る。呼びかける烈を八木は制止する。 |
4 | 106 | わからん… | 意を決して突きで勝利を収めた曽我。続く中堅戦は因縁の対決・阿南対古橋戦。 |
5 | 107 | 殺すつもりで | 阿南の思いを知る烈に「一緒にインターハイに行こう」と微笑み、戦いに望む。そしていきなり突きが阿南を襲う。 |
6 | 108 | 失望したぜ | 間一髪で突きはかわしたが傷口が開いた。逃げる阿南の目に、烈の不安げな表情が映る。「あいつに後悔はさせねえ…!」弱気になっていた阿南がとうとう目覚めた。 |
7 | 109 | 何がわかる | 腹をくくった阿南が得意の下段に構えた。それを見た記者が講釈しているのを、下段の事情を知る素子が一喝する。 |
8 | 110 | 誰にも渡さねえ | 永遠の剣友と剣を交えながら、古橋と阿南はそれぞれ思いをめぐらせる。反発・憧憬・尊敬…様々な思いが交錯し、互いに「永遠のライバル」であることを確認する。 |
9 | 111 | 最高の試合だ | 気迫のこもった古橋の剣が阿南を襲う。メンが決まって勝負が付く。「最高の試合だ」と呟き、阿南はそのまま倒れ込む… |
10 | 112 | おまえのおかげだ | 重傷の阿南のもとへ駆けつけ、ケガをさせたことを悔いる烈に、阿南は「後悔のない試合が出来た。ここまで来られたのは、おまえのおかげだ。」と感謝の言葉を告げる。 |
11 | 113 | どうなっても文句ねぇ | 後藤が敗れ、大将の八木が引き分けとなり、代表戦へともつれ込む。満場一致で烈が選ばれた。 |
11巻 『烈』 | |||
話数 | 通し 話数 |
タイトル | 解説 |
1 | 114 | おれたちがついてる | 天方院側は当然古橋を代表に持ってくる。場内は、佐神の代表選手にざわめいた。1年の長門だからだ。 |
2 | 115 | 近寄れない | 長門対古橋試合開始。阿南の返り血に染まった古橋の迫力に押され、烈は思わず場外反則に… |
3 | 116 | 笑われるぜ | 古橋の殺気に圧倒され、引くばかりの烈に古橋は呟く。その言葉に刺激され、烈は自らを追いつめる。 |
4 | 117 | やる!やってやる!! | 自ら退路を断ち、勝負に出たが古橋にメンを先取される。三田監督は「相上段の真の戦い方」に烈が気付いてないことを危惧する。 |
5 | 118 | やられるっ!! | 一方、病院では阿南の姉と素子が手術を待っていた。高校に入って良い仲間に出会ってから阿南が変わったこと、特に烈との出会いが大きく影響していることを語る。やがて、医師が手術を終え… |
6 | 119 | あきらめてください | 2人に厳しい現実が告げられる。試合場では迷う烈に監督が阿南の手拭いを差し出した。 |
7 | 120 | 勇気をください | 阿南が再起不能になったことを古橋は打突の瞬間察していた。阿南の思いを近くに感じる烈は正面から向き合う。 |
8 | 121 | まわりを見ろ | 古橋と相打つなど想像以上の善戦が続く。阿南が囁く。「おまえには、みんながついてる。」 |
9 | 122 | 恐怖…? | 烈の気迫に、あの古橋が一歩下がった。そして次の瞬間、勝負は決まった。 |
10 | 123 | 奇跡は…起きた | 烈のメンが決まったかと思いきや判定は相打ち。その隙をついて古橋のメンで天方院が勝利する。うなだれる烈に素子の携帯がなる。携帯は烈宛てだった。四肢の麻痺から奇跡的に復活した阿南からだった。 |
11 | 124 | 烈 | そして6年の月日が過ぎた。舞台は全日本剣道選手権会場。解説席には三田。選手席にはかつての教え子・阿南、素子、そしてこれから決勝に臨む長門烈の姿があった。優勝を争う相手は古橋正光。日本一の座をかけて今、戦いの幕が上がる。 |
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